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とおる亭

*BL小説* 全作品R18です。 閲覧は自己責任でお願いいたします。

沢田家の双子「近すぎて遠すぎて38」【R18】

散々煽るようなことを仕掛けてきて、結局風呂に入ると突っぱねるものだから渋々手を離す。二人でのんびり入れるような広さでもない。いわゆるユニットバスだ。

「本当にマイペースなんだよなぁ・・・」

けれど振り回されても尚、可愛いと思ってしまうのだから自分も相当におめでたい頭をしているのだ。

風呂場から響いていたシャワーの音が止まって、優希の呼ぶ声がする。何かと思って覗けば、一緒に入れとごねてくる。こんな狭いところで営む失態だけは避けたい。嫌な予感しかしなくて早く上がるように言うと、今度は強引にカーテンの向こう側へと引っ張り込まれてシャツとズボンを剥ぎ取っていく。

「洗ってあげる。」

「自分で洗うよ。」

「嬉しくない?」

「・・・嬉しいから困るんだろ・・・」

「じゃあ、いっぱい困って。」

シャワーをかけられ、全身を泡だらけにされていく。最後、優希の手にペニスを包まれると自然に息を詰めてしまった。

「ッ・・・」

仕事が忙しくて、最近自分でもしていない。ましてや好きな人に直接刺激を与えられて、反応するなという方が無理だ。

「優希、そういう触り方されるとまずいから・・・」

「溜まってる?」

「ちょっと、優希・・・」

明らかに意図を持って扱き始めた手に、あっという間に嵩が増していく。もうベッドまでなんて言ってられない。先端からはだらしなく蜜が溢れ始め、強く擦られる度に腰を突き出して達してしまいそうになる。ここまで高められてしまうと、意識は熱を出すことに一直線だ。

「はぁッ・・・ぁ・・・」

天を仰いで目を固く瞑っていると、シャワーの湯に全身を清められていく。少しホッとして強張った肩の力を抜いたら、急に生温かいものに硬茎が包まれて慌てて目を見開く。

「優希ッ、待って・・・」

小さな口いっぱいに和希のペニスを頬張って、吸い上げてくる。腰が砕けそうなほどの快感が這い上がってきて、すぐにでも放ってしまいたくなる。今まで口で奉仕させたことはなかった。

蜜を零し続ける先端の口をこじ開けるように舌が突き、搾り取るように吸い上げられる。上手いのかどうかはわからないけれど、愛らしい顔と卑猥なその動きのギャップに痛いくらいに張り詰めていく。先端に舌が絡み付いた瞬間、もうこれ以上は耐えられそうになくて、声を上げた。

「ぁ・・・もう、出るッ・・・」

熱が硬茎を上がってくる。強引に彼の肩を押しやって引き剥がしても間に合わなくて、優希の顔に白濁の蜜がたっぷりと飛び散る。真っ白になった頭と荒い息。小刻みに射精の続く間、優希が丹念に扱いて放出を促してくれる。震える身体もそのままに、抗わず呆然とその光景を眺めた。

「和希、いっぱい出たね。」

「・・・ホント、勘弁してよ・・・」

抱いて極まりたかったという和希の心の声が聞こえたかのように、優希が口を突く。

「だっていきなりこの状態でセックスしたら、俺壊れちゃう。和希に抱いてもらったのが最後なのに。」

「強引なんだよ、もう・・・」

シャワーの湯で精液で塗れてしまった優希の顔を綺麗にしていく。これ以上は主導権を渡したくなくて、優希を抱え上げる。けれど嬉しそうに首に腕を回してきた優希の顔を見て、やはり一生敵いそうにないと悟った。





 








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