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とおる亭

*BL小説* 全作品R18です。 閲覧は自己責任でお願いいたします。

宮小路社長と永井さん『アクアリウム』49

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コメント

1. トロイの木馬

いつも楽しみにしてます。しかし、数日前からトロイの木馬に感染しました❗と画面いっぱいに表示され読み進めることができません。アプリをダウンロードさせる迷惑メールだと思います。ほかのブログは大丈夫なんですがこのブログだけは前からゲームのダウンロード画面が何度も出てコントロールできず一旦離れないといけないなどのトラブルはありました。楽しみにしてるだけに残念です。

Re:トロイの木馬

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます!!

無料レンタルならではですが、表示広告が多く、完全にページのダウンロードを待たずに意図しないボタンを押すことによって変なアプリに誘導されてしまうトラブルが忍者ブログではあるようです。
(トラブル事例を確認してみました。)

トロイの木馬の件に関しまして、忍者ブログ経由で感染報告のある広告が表示された事例があるのか、一度問い合わせてみます。
スムーズにご覧いただけないのは本意ではないので、運営側の報告によっては、ブログの引っ越しも検討したいと思います。

コメント、ありがとうございました!!

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宮小路社長と永井さん『アクアリウム』49

ゆっくりと肌の上を滑る手は官能的で、身体を洗うために動いているとは言い難い。意識すればするほど、宮小路の悪戯は永井の身体に熱を生んだ。

泡風呂の中で、永井の象徴はすっかり上を向いている。永井が小さく跳ねるたびに湯の中で揺れて、じわじわと体温を上げていく。けれど直接的な刺激がない所為で、甘い拷問は長く感じられた。

「永井さん。肩が張っていますね。」

太腿を撫でていた宮小路の手が血行不良で凝り固まった首と肩を揉み始める。

「んッ!!」

ツボを押す宮小路の指が痛みと同時に快感も生む。奇声を堪えようと力んでいたら逆効果で、刺激は増す一方だ。

「やめッ」

「永井さん。力を抜けば楽になりますから。ね?」

「いッ……んんッ……ふぅ」

くすくすと耳元で笑う宮小路の吐息がこそばゆい。一人駆けていくのは恥ずかしいのに、宮小路の手は永井が脱力する場所を心得ていて、ピンポイントに身体中を弄り回す。体温上昇に焦っていると、宮小路が永井を抱え上げてバスタブから引き揚げる。

「今夜も可愛く茹で上がってしまいましたね。どこもかしこも美味しそうで困ります。」

長い指が永井の秘めた場所を撫でていく。物欲しそうに蠢いたことが自分でも信じられなくて、宮小路の手から逃れようと身体を捩る。

「あ……やめ……」

「急に動いたら危ないですよ。大丈夫。私はあなたに紳士的でいたいですから、ちゃんと週末まで我慢します。」

隆々と猛る屹立を堂々と晒してそんな事を言われても俄かには信じ難い。けれど今までしつこく永井の肌を這っていた手を呆気なく解いて、宮小路は上機嫌な顔でシャワーを当てて二人の身体を纏っている泡を流していった。

中途半端に投げ出された永井の熱が、遠慮がちに視界の端で揺れる。刺激を欲しているのは明らかで、途方に暮れながら微かに身体を震わせた。

隠したい一心で硬くなってしまった前に手を伸ばす。すると咎めるように宮小路の手が永井の手首を掴んで、永井は居た堪れなさに膝を擦り合わせた。

「あ、ダメッ」

「触ってほしいなら、私に言ってください。永井さんが望むように気持ち良くしますよ。」

大きな掌が永井の熱を包み込む。引けた腰には宮小路の切っ先が触れ、驚いている間に背後から抱き締められて逃げ場を失う。

「永井さん。気持ちいいでしょう?」

緩慢な動きで永井の象徴を擦りながら、宮小路が尋ねてくる。

仕事はなかなかの重責だし、奇妙な電話はかかってくるし、彼に会ってからというもの、永井に安息の日はない。そんな中、自分でも知らない自分が宮小路の手によって解き放たれていく。頭を振り乱し、泣いて縋るなんて、受け止めてくれるという絶対的な安心感がなければ決してできない。

「永井さん。あなたのここは、ダメじゃないと言っていますよ。」

宮小路の手淫に合わせて、無意識に腰が揺れる。我に返り、込み上げてきた羞恥心を持て余している間にも、永井の身体は絶頂に向かっていった。

「あッ、あぁ、ふぅ、んんッ」

「永井さんをこうやって可愛がるのは私一人で十分です。他の人に隙を見せたらいけません。」

「そんな、こと、してなッ」

「本当に? あなたにしつこくする人がいるでしょう?」

「あれは、心配、しすぎ、です……きっと、悪戯で……ッ」

「危なっかしいあなたを一人家に帰すのは耐えられません。」

絶頂へ導こうとしていた宮小路の手が、戒めるように動きを止める。行き場を失った熱は永井を悶絶させて、膝がカクンと落ちた。

「私に任せると約束してください。悪いようにはしませんから。」

「え……んッ、な、に……?」

「誰だって、可愛い恋人にちょっかいを出されたら気に食わないんですよ。」

宮小路の言っている意味がわからない。しかし我慢できずに蜜は溢れ出し、濡れる先端が卑猥な音を立てて耳を刺激してくる。宮小路の指に弄られた永井の象徴は、もうこれ以上熱を蓄えることができないほど張り詰めて赤く熟れていた。一刻も早くこの熱を解放したい。

「永井さんが私に全てを委ねてくださるなら、ご褒美をあげましょう。」

「や、やぁ、こわ、れッ、ん、ふぅ、ああぁ」

強く抱き締められて、巧妙な指先から逃れることができない。仰け反って悶えている永井は、わけもわからず頷いた。

「素直な永井さんに、ご褒美です。」

宮小路の満足気な声を意識の遠くで聞いた。

「ッ……ああッ、ふぅ、うッ、んんッ」

急に再会した激しい手淫に、永井は息を呑んで喘ぐ。間もなく白濁が放物線を描いて鏡を叩きつける。勢いは衰えないまま何度も先端から射出して、膨れ上がった熱量の多さを見せ付けた。

「あ……や……とまん、な……」

足が震えて、自力で立つこともままならない。抱え上げる腕は逞しく、必死に上半身で縋りつく。脱力した身体は重いはずなのに、永井の身体はふわふわと軽やかで夢心地だ。

「ベッドでマッサージでもしましょうね。眠ってしまっても構いませんよ。」

耳元で囁いてくる声は甘く優しい。吐精で解放された永井の身体は溜まった疲れも相まって、ベッドへ行き着く頃には舟を漕いでいた。








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1. トロイの木馬

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Re:トロイの木馬

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます!!

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(トラブル事例を確認してみました。)

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